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<ギラギラした月>
泰三は、操縦パネルをくぐり、窓にベッタリはりついて、真っ暗な宇宙を隅から隅まで何度も見ました。星座をたよりに、位置を確認しましたが、そこにはあるべき地球も宇宙ステーションも消滅し、月がギラギラと輝いているばかりでした。
「地球が破壊された・・・・・・」
泰三は、足から力を無くし、立っているのがやっとでしたが、後ろからのニュークの元気な声に、勢いよく振り返りました。
「いいや、正確にいうと盗まれたんだよ」
「盗まれた?――どういうこと」
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