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<埋め込まれた翻訳装置>
「に、日本語をしゃべった……」泰三がそう言うと、生物はじっと考えるように顔を横に傾け「ニホンゴ?アア、そうか、翻訳装置・・・ウメコンダ」と言って、泰三の入った袋の止めがねを、腕の一撃で破壊したのです。
「翻訳装置?」泰三は、何とか袋から這い出し、自分の首筋をさわると針で刺された事を思い出しました。 「そういえば、この2人組みの会話も日本語に聞こえた……」 泰三は白目を向いて倒れている2人の男を恐ろしそうにチラリと横目で見ると、興味深そうにこっちを見ている真っ赤な目に向かって「僕を・・・・・どうするつもりだ」と声を押し殺して尋ねたのです。 |
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