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<Mole And Boson>
入って来たのは、防御服を身にまとった2人の男達でした。
最初の男は、痩せ型で、銃を構えてあたりを見渡し、進んだり急に立ち止まったりしながら壁際を歩いています。
後ろの男は太い腕で、大きな袋をずるずると引きづり、ライフルを背にかつぎ、目だけが脅えたようにキョロキョロ動いていました。
「モール兄貴、やめとこうよ。この船気持悪いよ」
後ろの男が言いました。
「シーッ、黙ってろボソン」前の男は、壁の一部を辛抱強く調べています。
そのとき、横たわった泰三には、不思議と彼らの言葉が理解でき、何とか助けを求められないかと思いました。
しばらくして、モールは、壁に埋め込まれた戸棚を見つけると、扉をこじ開け、そこからファイルを取り出し、指先でつまんで慎重に開きました。
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