|
←前のページ│
→次のページ
│home
│list
|
 |
|
<じっと隠れる>
出現した壁は、表からは普通の金属に見えますが、
本当は薄く鏡のような厚さしかないのです。 7足生物は身を低くして壁すこし開けると、奥の扉をじっとみつめています。
泰三は自分が死んだと思っていましたが、不思議なことに
頭はだんだんはっきりして来たのです。
薄目を開けて7足生物に気づかれないようにあたりの様子をうかがうと、
しばらくして、扉をこじ開ける爆発音とともに、
コツコツと床をならしながら、だれかが入って来たようです。
|
←前のページ│
→次のページ
│home
│list
|