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<じっと隠れる>
出現した壁は、表からは普通の金属に見えますが、 本当は薄く鏡のような厚さしかないのです。
7足生物は身を低くして壁すこし開けると、奥の扉をじっとみつめています。
泰三は自分が死んだと思っていましたが、不思議なことに 頭はだんだんはっきりして来たのです。
薄目を開けて7足生物に気づかれないようにあたりの様子をうかがうと、 しばらくして、扉をこじ開ける爆発音とともに、 コツコツと床をならしながら、だれかが入って来たようです。
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