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<泰三あやうし>
「放せ、放せ、ぎゃーああっ」
7足生物は、泰三の頭に飛びつくと、何本もの腕を 泰三の首にぐるぐると巻きつけぶら下がりました。
泰三は、必死に引き離そうとしますが、長い手には吸盤のような物があり、すごい力で、びくともしません。
「痛い!」泰三の首の後ろに何かが刺し込まれました。
「グエッ、グエッ、ゲゲゲッ」7足生物は、勝ち誇ったように 声を上げると、泰三を放し後ろへ飛び去ります。
もうだめだ、毒バリをさされた――このまま死ぬのだろう。 でも食べられるのはいやだ。
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