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<ズルッとすべる>
泰三は、恐怖で喉がカラカラに渇き、声もだせずにじっとしていました。
一方、7足生物は泰三をもっとよく見ようとしたのか、身を乗り出した直後、足を滑らし、操縦パネルの上からズルっとすべり落ちると、床に頭をドスンと強く打ちつけました。
「グエーッ、ギーギー」生物は顔を苦悶にゆがめ、 何本もの腕を、くやしそうにくねらせ床を叩いています。
「いまだ!」泰三は、必死に逃げようとしたのですが、 どうした事か足が動かないのです。
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