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<血のプール>
部屋をのぞくと、そこはさっきの通路より暗くひんやりしてました。
静かな動力音とともに、ジジジッとざらついた布をこすり合わせるような音が微かに聞こえます。
壁を見ると、ドロドロと緑色の液体がたれ流れ、部屋の両脇にある半月型のプールへと流れ込み、真っ黒な血のような液体が満ち、表面はつぶつぶのあわをふいています。

泰三が室内へ踏み込むと、扉はぴしゃりと閉まり、 開ける事ができなくなりました。
「どうしよう――」泰三は不安でいっぱいでしたが、同時に 恐い物見たさで、部屋の中央まで進んで行きました。
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