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<7番の青い顔>
「かまれるぞ!」ニュークの一声に、泰三は、ビクッとあわてて手を引っ込めました。「かまれると毒がまわって死ぬこともある……」
ある顔は、目を細め同情をさそうように泰三にささやきかけ、また別の顔は、あごの下の幾層にも重なったエラをバタバタとふるわせ、とがった歯をこすり合わせながら
「もうすこしで銀河を消滅できたのに!」
と悔しそうに叫び、床につばを吐いています。
ニュークは、バチラスの頭にのぼり、ぶどうの房のようにぎっしり並んだ顔を満足そうに見比べ「7番で行こう」と声をあげると、バチラスは黙ってうなづき、牙をむき、よだれをたらしている青い顔を強引にもぎ取ります。
青い顔は目玉をむき、何とも恐ろしい絶叫を上げ、バチラスの鉄の指に噛み付きましたが、バチラスはまったく気にせず、もぎたての青い顔と倒れたモールの足を引きずり、操縦室へと運んで行きました。
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