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<迫り来る宇宙>
そのとき、単独電源を持ち、消えるはずの無い警報が、ウーンという大きな音を残し消えたのです。
静まりかえった管制室は、なんとも言えない不気味な空気に包まれました。
「うわーあぁ」突然、泰三の割れた叫び声が響きます。
「泰三、落ち着け!」ドナルドが呼びかけます。
「先生、後ろ!」泰三の最後の声が異常に大きく響き、全員が振り向きました。
そこには、あるはずの扉も通路も壁も、削り取られたように消え去り、真っ黒い宇宙が全速力で向ってきていたのです。
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