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<モヤが来る>
消え去った地球をさがし、目を大きく開いて宇宙を見つめる泰三は、恐ろしい予感に背中にぞっと冷たいものを感じました。
地球を包んでいた青いもやのようなものが、急速に大きくなり、台風のように渦をまきながら宇宙ステーションへ向っているのです。
「大変だ、ステーションの皆も飲み込まれてしまう」
さらに、オレンジ色のビームが、キラッキラッと点滅しながら、ステーションの近くを斜めに流れて行ったのです。
「ああー、逃げて!」泰三は無我夢中で叫びました。
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