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<あやしい歌声>
それは、地球が消滅した瞬間でした。
ぼんやりと漂う、青いモヤは、地球をたいらげた事を自慢するかのように、ピカッ、ピカッと何度か発光しました。 管制塔の人達は、皆だまったまま、ものすごい不安と絶望に 耐えながら作業を進めています。今にも気が狂いそうでした。 突然、泰三のスピーカーから不気味な声が放たれました。 「ゲッゲッ、ギョギョギョーン、ゲッゲゲロガーガ」という 音のはずれた音楽のような声が繰り返し聞こえて来たのです。 「どうした、泰三しっかりしろ」とドナルド医師が呼びかけ、 「僕じゃない!」と泰三が叫びました。 |
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