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<謎のプラズマ>
カプセル内の泰三にも、グーンと背中を押される感じで、
物凄い速さでワイアーが巻かれているのがわかりました。
備え付けの小さなモニターには、管制室の騒ぐ人々の様子が映っています。 「だめです、通信電波が地球を通過しています!」 「なんだ、このプラズマはものすごい速度で強くなってるぞ」 ノイズまじりの叫び声に、ドナルド医師の声が途切れとぎれに重なります。 「泰三、後5分。高速で回収するから、しっかりつかまれ!」 その間にも、泰三の目の前で、地球はどんどん薄く消えかかり、それに反して、青い大きな光りが、モヤとなって地球を包み込みます。 「ああっ」泰三が息をのんだ瞬間、ついに、地球の最後の一かけらが、消え去ってしまいました。 |
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