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<泡の中の地球>
泰三は、こうして地球を眺めているのが大好きでした。
地球の光りを受けている間は不思議と体調がよく、また唯一、宇宙ステーションを離れられる時間だからです。
泰三は、カプセルの中に備えられた、水のペットボトルをみつけだし、望遠鏡代わりに、のぞいてみました。
無重力でプクプクと浮かんだ、水の固まりの1つ1つに、 地球がキラキラ輝いています。
「見える見える。あっ、アフリカでは巨大なヘビが、 悪い密猟者を追いかけています!」
「いいな、見せてくれよ」
カプセルの中のスピーカーから、ドナルド医師の笑い声が返ってきました。
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